糖尿病網膜症の見え方の症状!悪化すると視力低下や失明の恐れも!?
糖尿病網膜症は、病名の通り糖尿病が引き金になり発症する目の病気です。
症状が悪化すると失明の原因になります。
日本では、食生活の欧米化により、糖尿病になる人が年々増加しているので糖尿病網膜症を患う人も同様に増えています。
今回の記事では、糖尿病網膜症の見え方の症状や早期発見のための検査などを紹介します。
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糖尿病網膜症とは
まずは糖尿病網膜症の原因となる糖尿病について紹介します。
糖尿病は、すい臓から分泌されるインスリンが足りなくなり、血液中のブドウ糖の濃度である血糖値が高くなる病気です。
糖尿病を患う人は、もともとすい臓の働きに問題がある人もいますが、ほとんどが暴飲暴食や運動不足といった生活習慣の乱れが原因で発症します。
血糖値が高い状態が長期間続くと心筋梗塞や脳梗塞など命にかかわる重大な病気を引き起こすほか、網膜症という目の病気を引き起こす恐れもあります。
高血糖値の状態は、簡単に言うと血管の中の糖分が多い状態です。
糖が多いと血管の壁を傷付けてしまうので、血管がどんどん脆くなっていきます。
このような状態が全身の血管に及ぶので、体のいろいろな場所で様々な合併症を引き起こすのです。
なかでも影響を受けやすい場所のひとつが目です。
目の網膜という部分は、多くの血液を使うところなので血管もたくさんある場所です。
目の血管が脆くなってくると、出血を起こしたり、むくんだりして、視力低下や失明などの症状を引き起こす恐れがあります。
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網膜は目の奥にあって、外からの光を映像として映し出す重要な役割を担っています。
高血糖の状態で血管が痛んで血液が流れにくくなると、網膜に酸素を取り込もうとして健康な状態では存在しない新たな血管ができるのですが
この血管は脆く破れやすいために頻繁に出血を起こるようになります。
そして、出血を繰り返すようになると、かさぶたのように硬い膜ができて、網膜をひっぱられることで網膜が剥がれてしまい、網膜剥離を起こして失明する場合もあるのです。
血糖値のコントロールが悪い状態が続くと、糖尿病になってから10年ほどで糖尿病網膜症を発症すると言われています。
しかし、若い人ほど急激に悪化するので、糖尿病網膜症の進行も早くなると言われています。
この病気は、かなり進行するまでほとんど自覚症状がないので、気付いた時には、重症化しているケースも少なくない。
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糖尿病網膜症の症状
糖尿病網膜症の主な自覚症状は、次のような見え方になることです。
●目の前に煙の黒いすすが見える。
●雲がかかったように見える。
●急に赤いカーテンがかかったように見える。
しかし、このような症状は、病気がかなり進行してからあらわれるので自覚症状だけで早期発見は難しいと言われています。
大切なことは、糖尿病と診断されたら、見え方に異常がなくても眼科を受診することです。
目の奥の状態を医師が直接、観察する眼底検査を受ければ、網膜の血管の状態が分かります。
通常の眼底検査は目の奥の中心部分を診ますが、その中心で小さな血管の異常が始まっている場合もあるので、目薬で瞳孔を開いて目の奥全体を観察する眼底の精密検査を受けることをおすすします。
検査前に糖尿病を患っていることを医師に伝えることも重要です。
しかし、糖尿病患者で眼科を受診する方は、あまり多くはないと言われています。
しかも1回受診しても、その後に通わないという方も多いと言われています。
糖尿病網膜症は悪化すると、視力低下や失明を引き起こす恐ろしい病気です。
自覚症状がほとんどない糖尿病網膜症の予防と早期発見のためには、健康診断を受けて、血糖値が高いと言われたら「内科」に加えて「眼科」も、定期的に受診することが重要です。
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