ビオチンの効果は?(肌・髪)1日の摂取量やビオチンを含む食品を紹介!
ビオチンは、お肌や毛髪を健康に保つ効果があると言われています。
ただし、効果を期待して一度に多く摂取しても、ビオチンは水に溶けやすいという性質があるので、余分な量は尿や汗で排出されてしまいます。
また、1日に必要とするビオチンの摂取量はとても微量のため、不足することはほとんどないと言われています。
しかし、便秘などで腸内環境が悪化しているとビオチンが不足するケースもあります。
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目次
ビオチンとは
ビオチンとは、ビタミンB群の一種で、健康な肌や髪に欠かせない水溶性成分です。
ビオチンは水に溶けやすい性質があるため、必要な量が体内で吸収されると余分なビオチンは体外に排出されます。
近年、ビオチンの美容・健康効果が注目されているので、健康ドリンクやマルチビタミンサプリなどに少量だけ含まれていることがあります。
そのため効果を期待して、必要摂取量以上のビオチンを一度に摂取しても、体外に出てしまいます。
ビオチンは、1935年にオランダの研究者により卵黄の中から発見された物質です。
ですから、ビオチンは鶏の卵に含まれていますし、鶏レバーなどの内臓にも多く含まれています。
ビオチンは、別名「ビタミンB7」「ビタミンH」「コエンザイムR」などと呼ばれることがあります。
ビオチンの効果
ビオチンの主な効果は、お肌と毛髪を健康に保つ効果があると言われています。
発毛の機能を高める作用から白髪対策に役立つとも言われています。
お肌を健康に保つ
ビオチンは、「お肌のビタミン」と呼ばれるほど、皮膚の健康維持に関係する効果が期待できます。
ビオチンには、皮膚の痒みの原因物質であるヒスタミンの働きを抑制する効果が期待できると言われています。
また、ビオチンには、皮膚や粘膜の健康維持に役立つと言われています。
このことは、ビオチンを含むサプリメントなどの健康食品に記載されていることがあります。
毛髪を健康に保つ
ビオチンは、毛髪の発育機能を正常化させる効果があると言われています。
このような効果から白髪の改善を促すための商品などに含まれていることがあります。
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ビオチンは腸内で作られる
ビオチンは、私たちの腸内で生成されている物質です。
体に必要なビオチンの量はとても微量なので、健康的な普通の食生活をしていれば、ビオチン不足になることはほとんどない。
しかし、偏った食生活を続けていたり、腸内環境が悪くなっていると、腸内でビオチンを生成する量が減少し、ビオチンが不足することがあります。
特に、酷い便秘が続いている状態では、ビオチン生成を阻害してしまう恐れがあります。
ビオチンが不足している場合は、食品やサプリメントで補うと良いでしょう。
ビオチンの1日の摂取量
ビオチンが体に作用するケースは、腸内で作らる場合と食べ物やサプリなどから摂取する場合の2つケースがあります。
ただし、1日に必要な摂取量はとても微量です。
ビオチンの1日の摂取量
成人・・・1日50μg
日本人のビオチン摂取量が平均45μgほどなので、それほど不足している成分とは考えにくい。
ただし、便秘が続いているなどで腸内環境が悪化している人は、ビオチン不足になる恐れがあるので、食品やサプリなどから摂取すると良いでしょう。
ビオチンは、水に溶けやすい水溶性ビタミンなので、摂り過ぎて余分になった量は、尿や汗として排出されます。
また、ビオチンは、長時間、体内に留まることはないので、一度に摂取せずに小まめに摂る必要があります。
ビオチンを含む食品
アーモンド14g(10粒)・・・8.6μg
納豆50g(1パック)・・・9μg
卵黄1個・・・9.8μg
舞茸75g(1パック)・・・16.8μg
ビオチンが不足すると・・・
ビオチンが不足すると、皮膚や粘膜に炎症が起こる原因になります。
また、抜け毛や白髪が増える原因にもなると言われています。
その他にも、疲労や食欲不振、不眠などを引き起こす場合もあります。
ビオチンが不足する主な要因は、便秘や下痢などによる腸内環境の悪化です。
腸内環境が悪いということは、悪玉菌が増加している状態です。
悪玉菌の中には、ビオチンをエネルギー源として増えるものもあります。
そのためビオチンが減り、悪玉菌が増えるという状態が起こりやすい。
その他には、偏った食事や精神的ストレスなどが悪影響を及ぼして、腸が正常に機能せずにビオチン生成が上手くいかないというケースもあります。
また、抗生物質を使用している場合は、腸内でビオチン生成の量が少なくなることがあります。
ビオチンの効果は?(肌・髪)1日の摂取量やビオチンを含む食品を紹介!
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