カップ麺は、年間約39億食(日本即席食品工業協会調べ 2017年)も消費するほど日本人には無くてはならない食品です。大人気のカップ麺ですが、今やその種類は1300種類以上と言われています。

これだけ多くの種類があるカップ麺ですが、大きく分けて2つの種類に分けられます。カップ麺の原材料名を確認すると「油揚げめん」「めん」の2種類の麺があります。今回の記事では、それぞれの違いについて紹介します。



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「油揚げめん」と「めん=ノンフライ麺」の違い

カップ麺の麺にはストレート麺や縮れ麺など、いろいろな形状のものがありますが、原材料名を見てみると「油揚げめん」と「めん」の2種類に分けられます。これらの違いは麺の製造方法の違いでもあります。



油揚げ麺-ノンフライ麺-違い-カロリー-脂質-カップラーメン画像

「油揚げめん」の特徴

油揚げめんは、主に小麦粉でできた生地を細長い麺の状態にカットして、その後に麺を茹でずに1度蒸してから油で揚げれば、油揚げめんの完成です。そのままですが、油で揚げるから「油揚げめん」と言います。

高温の油でいっきに揚げると、水分が抜けて麺の表面に穴があきます。この麺に熱湯を注ぐと、麺にできた穴のひとつひとつにお湯が入り込むため、短時間で麺がやわらかくなるのです。

油揚げめんの場合は、油を含んでいるので、油の味わいがあって美味しくいただけます。ただし、食感については、生麺と比べてやわらかく感じる傾向があります。



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「めん=ノンフライ麺」の特徴

油揚げめんが生麺のような食感がなく、やわらかく感じることを補うために、生麺に近い食感を求めて開発されたらの「めん」です。「めん」は油で揚げていない麺です。つまりノンフライ麺のことを言います。

「めん=ノンフライ」の製法は、生地を細長い麺の状態にカットしたものを、お湯で茹でから、油で揚げずにゆっくりと水分を抜いて乾燥させていきます。茹でた麺に熱風を当てて乾燥させていきますが、その製法については食品メーカーによって様々です。

では、なぜ麺を揚げずに熱風で乾燥させると、生麺に近い食感になるのでしょうか?実は食感の違いは、麺にできる穴の大きさの違いによるものなのです。

油揚げ麺には、大きい穴や小さな穴など、様々な穴が空いています。ノンフライ麺には大きな穴はほとんどありません。油揚げ麺は、高温の油で揚げているので、麺に含まれる水分も一気に抜け出します。一方、ノンフライ麺は油で揚げずに熱風で乾燥せるので、麺に含まれた水分がゆっくり抜けて乾燥していきます。そのため穴が小さくなるのです。

麺にできた穴が大きいと、やわらかい食感になりますが、麺にできた穴が小さいと、しっかりとした歯ごたえになるため生麺の食感に近づくのです。



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「油揚げ麺」と「ノンフライ麺(非油揚げ麺)」のカロリー/脂質の違い

「油揚げ麺」
448カロリー
脂質19.7g

「ノンフライ麺」
342カロリー
脂質6.4g

この数値は中華スタイルのカップ麺によるものです。(日本食品標準成分表2015年調べ)

麺に含まれるカロリーと脂質の量は、油揚げ麺よりもノンフライ麺の方が大幅に少ない。健康・美容麺から考えてもノンフライ麺の方が良いと言えます。

また、ノンフライ麺は生麺のようなしっかりとした噛み応えが楽しめるので、美味しくいただけます。ただし、油揚げ麺のやわらかい食感も昔ながらのカップ麺を愛する人たちに人気があるので、「油揚げ麺」と「ノンフライ麺」のどちらを選ぶかは、個人の好みによるところが大きい。



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