足の付け根が痛い!(内側・外側・前側・生理前・妊娠初期)子供に多く発症する単純性股関節炎とは?
足の付け根の痛みの原因は、股関節の炎症や筋肉の痛み、女性特有の病気や子供の多い関節炎など様々な原因があります。
今回の記事では、足の付け根の内側・外側・前側などに痛みが生じる代表的な原因について紹介します。
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足の付け根が痛い原因
●筋肉の痛み
足の付け根が痛い原因は、内転筋群と呼ばれる太ももの筋肉の痛みによる場合があります。
内転筋群は複数の筋肉から構成されており、太ももの内側から鼠径部と呼ばれる股関節の内側に向かってはしる筋肉や、骨盤の内側にある筋肉、またはこの付着部分や筋肉が付く周辺などの内側の筋肉に痛みが起こると、足の付け根が痛い原因になります。
足の付け根の内側から少し外側に痛みを感じる場合は、大腿四頭筋という太ももの前側の筋肉や、腸腰筋と呼ばれる太ももの骨から腰の骨にかけてはしる筋肉に異常がある場合があります。
筋肉の痛みの原因は、野球やサッカーなどのスポーツで痛める場合もありますが、その他にも、妊娠初期やお腹が大きくなった妊婦さんが、骨盤の傾きや開きから股関節に負担がかかり、足の付け根が痛い原因になる場合もあります。
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●関節の炎症
足の付け根の関節自体に炎症が起こることによって、関節に痛みが生じる場合あります。
太ももの付根に痛みが生じる病気としては、関節リウマチ、臼蓋形成不全、変形性股関節症などがあります。
また細菌感染により関節が痛む場合もあります。
●リンパの痛み
股関節の内側に位置する鼠径リンパの炎症が、足の付け根が痛い原因になる場合があります。
リンパが腫れる病気は、尿道炎や膀胱炎、淋病などの泌尿器系に異常がでるものがあります。
リンパが腫れると触るだけで痛みを感じたり、熱を伴う場合もあります。
生理前に足の付け根が痛い原因
足の付け根が痛いという症状には、生理前や排卵、妊娠初期など女性特有の原因が関係した場合もあります。
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●排卵痛・生理痛
排卵痛とは、排卵期に起こるお腹の痛みです。
下腹部の張りや痛みの他にも、腰痛や足の付け根が痛いといった症状が現れます。
足の付け根の痛みは、チクチクした痛みだったり鈍痛だったりします。
また、生理痛が原因で足に症状が現れる場合もあります。
生理の時期は足の血行が悪くなるため、痛みを感じる場合があります。
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●妊娠初期
妊娠初期症状のひとつとして
体のいろいろな部位がチクチク痛むことがあります。
痛い場所は、下腹部だったり、足の付け根だったりします。
●骨盤内うっ血症候群
骨盤内うっ血症候群は、骨盤部に痛みがあるにもかかわらず、子宮内膜症、子宮筋腫、子宮腺筋症、骨盤内感染症などの痛みの原因となるような症状が、見られない場合に疑われる病気です。
医学的に原因がはっきりと解明されていません。
主な症状が、生理前1週間くらいから、下腹部または鼠径部(足の付け根の内側)に痛みを感じ、生理が始まると痛みがなくなることが多い。
子供に多く発症する単純性股関節炎
単純性股関節炎は、5歳~10歳ほどの子供に急に発病して、2~3 週間で症状が消える一過性の股関節炎です。
希に、大人でも発病することもあります。
発病する原因は、医学的にはっきりと分かっていません。
単純性股関節炎の症状は、ある日、突然、歩けなくなるほど足の付け根が痛い状態になり、特に熱はなく、股関節の内側・外側・前側にも腫れはない。
レントゲン写真、股関節のエコー、MRIなどの検査を受けても特に大きな異常はなく、血液検査での炎症の指標も上がりません。
あまりに痛みが酷い場合は痛み止めを飲むこともありますが、治療法はなく、痛みが消えるまで安静にするのが一般的です。
他にも化膿性股関節炎など、股関節周辺が痛くなる病気はあります。
足の付け根の痛みには様々な原因があります。
自覚症状のある方は、早めに病院で診てもらうようにしましょう。
「足の付け根が痛い!(内側・外側・前側・生理前・妊娠初期)子供に多く発症する単純性股関節炎とは?」
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