肝臓数値AST・ALTが高い原因は?血液検査の基準値や肝機能との関連などを紹介!

AST(=GPT)やALT(=GOT)は、肝細胞内でつくれる酵素です。

これらの酵素が血液中に流れ出している場合は、肝細胞が壊れてしまって、血液中に漏れ出している状態が考えられます。

初期の肝臓病は、ほとんど自覚症状があらわれないため体の異常に気付いた時には、病気が進行しているケースも少なくありません。

だからこそ、定期的な血液検査で、自分の肝臓数値を知っておく必要があるのです。

今回の記事では、肝臓病に関係する血液検査の「ALT(=GPT)」「AST(=GOT)」「γ-GTP」「ALP」の数値について紹介します。



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肝臓の役割

肝臓の位置は、お腹と胸を分ける横隔膜のすぐ下、胃の右隣にあります。

肝臓は、全ての臓器の中で最も大きく、右上腹部の大部分を占めています。

肝臓は、様々な役割を担っていて、その仕事の数は500以上と言われています。

その中から重要な働きを3つ挙げると次のようなことが言えます。

●解毒作用
●胆汁をつくり消化・吸収を助ける
●栄養の加工と貯蔵



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解毒作用

肝臓の役割でよく知れているのが、アルコールなどの解毒作用です。

アルコール以外でも、体内でタンパク質を生産する際にできる毒性のアンモニアを体によって無害な物質に変化させる役割を担っています。

ただし、過剰なアルコール摂取を続けると、肝臓に負担がかかり肝臓病の原因になります。

 

胆汁をつくり消化・吸収を助ける

肝臓でつくられる胆汁には、胆汁酸と呼ばれる酸が含まれていて、脂肪を乳化させることで、消化・吸収を助けています。

胆汁の生成が不足すると、消化不良を引き起こし、硬い便になるため便秘の原因になります。



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栄養の加工と貯蔵

食事で摂り入れた栄養素は、そのままでは体内に吸収できません。

肝臓で吸収しやすい物質に変化することで可能になります。

肝臓は、体が栄養素を必要とする時まで、肝臓内で貯蔵して、必要な時期が来たら、体が吸収しやすく加工して送る出すという働きをしています。

たとえばブドウ糖は、小腸から吸収されて、その後、肝臓へおくられ、いったんグリコーゲンという物質に変化され貯蔵されます。

体が栄養不足になった時に、再びブドウ糖に加工されてエネルギーとして使われます。


肝臓病に関係する血液検査の項目

肝臓は、500以上の役割を黙々と働き続ける重要な臓器です。

多くの役割を担っているため肝機能が低下すると重大な病気の危険性があります。

しかし、肝臓は「沈黙の臓器」と呼ばれ、症状が悪化しても、ほとんど自覚症状があらわれず

体の異常に気付いた時には、すでに病気が進行している場合も少なくありません。

だからこそ、定期的な健診で、自分の肝臓数値を把握しておくことが大切です。

ここでは、肝臓病と関係する「ALT(=GPT)」「AST(=GOT)」「γ-GTP(ガンマ・ジーティーピー)」「ALP(アルカリホスファターゼ)」などの役割や血液検査の基準値について紹介します。

 
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ALT(=GPT) 基準値:30IU/L以下

ALTは、主に肝細胞に存在する酵素です。

体のエネルギー代謝やアミノ酸代謝の過程で重要な役割を担っています。

ALTは、ウイルスやアルコールなど何らかの原因で、肝細胞が壊れると血液中に漏れ出します。

そのため肝臓数値ALTが高いことは、肝臓が障害を受けている状態をあらわします。

 

AST(=GOT) 基準値:30IU/L以下

ASTは、細胞内で生成される酵素で、肝臓、心臓、腎臓などの細胞に多く存在します。

ALTと同様に、体のエネルギー代謝やアミノ酸代謝の過程で重要な役割を担っています。

肝臓数値ASTが高い場合は、ウイルスやアルコールなど何らかの原因で細胞が壊れて、血液中に漏れ出していることが考えられます。

だたし、ASTは肝臓以外の臓器にも存在するので、肝臓病以外の可能性もあります。

 

γ-GTP 基準値:50IU/L以下

γ-GTPは、肝臓や腎臓などで生成される酵素です。

肝細胞や胆管細胞に多く存在し、胆汁中にも含まれています。

γ-GTPの役割は、タンパク質の分解と合成を担ています。

肝臓数値γ-GTPが高い原因は、胆管細胞の破壊や胆汁の流れが滞ると、血液中に漏れ出していることが考えられます。

過剰なアルコール摂取や胆管に胆石が詰まった場合にγ-GTPの数値が高くなります。

 

ALP 基準値:100~325IU/L

ALPは、肝臓や腎臓など様々細胞に存在する酵素です。

肝臓には、胆汁中や毛細胆管膜に多く存在します。

ALPの役割は、レバーや乳製品に多く含まれるリン酸化合物を分解する働きを担っています。

ALPは、肝臓以外にも存在する酵素ですが、肝臓の障害が原因で数値が高くなっている場合は、胆汁が滞り血液中に漏れ出していることが考えられます。

肝臓数値に異常がある場合は、早めに病院を受診するようにしましょう。

 
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