急に痩せる原因は?(病気・ストレス・糖尿病・癌)食べているのに体重が減る症状とは?
きちんと食事をしているのに急に痩せる時は病気が原因なのかも?と不安になるものです。
その原因には、ストレスや消化器の異常、ホルモン分泌など様々なことが考えられますが、今回の記事では、急に痩せる原因として代表的な病気について紹介します。
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筋肉量が減ると病気リスクが高まる
急に痩せる原因の全てが病気が関係しているわけではありませんが、筋肉量が落ちて痩せた場合は病気リスクが高まることがあります。
私の体で免疫機能を担う中心的な存在がリンパ球です。
リンパ球は、リンパ管や血管を介して全身を巡り、外部から侵入してくる病原菌に対抗しています。
筋肉を消費することで、アミノ酸の一種であるグルタミンを生成することができます。
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このグルタミンにはリンパ球を増やす働きがあり、体が病気になった時や病原菌が体内に侵入した時に、リンパ球を増加させて対抗することができます。
しかし、筋肉量が減って急に痩せる状態では、リンパ球を増やすことができずに、免疫機能が低下してしまいます。
その結果、様々な病気リスクが高まる原因になります。
急に痩せる時に疑いのある病気
しっかり食べているのに、なぜか体重が減っていくと、何か病気が原因では?と心配になることがあります。
ここでは、急に痩せる時に考えられる代表的な病気について紹介します。
糖尿病
糖尿病とは、インスリンというホルモンの働きが弱まることで、体内に入った栄養素を上手く利用できずに血液中のブドウ糖が多くなる病気です。
糖尿病になると、糖分をエネルギーとして利用できなくなるため、そのかわりに脂肪や筋肉中のタンパク質を分解して、エネルギー源として使うため急に痩せる原因になります。
また、血糖値が高くなると、血液中から糖を排出しようと尿や汗の量が増えることも急に痩せる原因と考えられます。
消化器疾患
胃や腸などの消化器に疾患があることで、消化・吸収が妨げられて急に痩せることがあります。
胃潰瘍や十二指腸潰瘍など、消化器に炎症がある場合は、食欲不振や胃もたれ、吐き気などを伴うことが多い。
消化器に何らかの疾患があると、食欲が低下するとともに栄養の吸収不良が起こるため、体重が減少する原因になります。
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悪性腫瘍(癌)
悪性腫瘍とは、遺伝子変異が原因で制御できずに増殖を行う細胞でできた腫瘍のことです。
この細胞は、周囲の組織への転移を起こる恐れがあります。
癌化した細胞は、体から栄養分を横取りして増殖していきます。
その結果、悪性腫瘍がある体重がどんどん減っていくことになります。
消化器に悪性腫瘍ができれば、食欲不振になることもあります。
悪性腫瘍ができた場所によって症状は異なり、全く初期症状があらわれないこともあります。
精神疾患
うつ病や自律神経失調症など、精神的な疾患が原因で急に痩せることもあります。
精神疾患が起こる引き金になるのは、強いストレスや不安感などです。
精神的ストレスを長期間、受け続けると、自律神経やホルモン分泌、免疫機能などに異常が起こり、体重が減少する場合があります。
多くの場合は食欲不振を伴いますが、うつ病によくみられるのは、何を食べても美味しく感じなかったり、味が楽しめないといった状態が起こり、義務感のように食事をするも体重が減少するという状態に陥る場合があります。
バセドウ病(甲状腺機能亢進症)
バセドウ病は、免疫機能の異常から起こる自己免疫疾患の一種です。
バセドウ病の場合は、甲状腺を異常に刺激する抗体ができることで、甲状腺ホルモンが過剰に分泌される病気です。
そのため、甲状腺の腫れや眼球の突出、動悸などの症状が起こります。
女性に多く発症する傾向があります。
甲状腺ホルモンが過剰に分泌されることで代謝量が異常に上がって、体重が減少する場合もあります。
急に痩せる原因には、他にも様々なことがあります。
心配な方は、一度病院で診てもらうことをおすすめします。
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急に痩せる原因は?(病気・ストレス・糖尿病・癌)食べているのに体重が減る症状とは?
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