汗が出ない原因は?(熱がこもる・病気・熱中症・体質)半身浴やサウナで汗をかく方法とは?

高温環境に長時間いるにも関わらず、ほとんど汗が出ない。

このような体質の方は、自律神経や汗腺自体に何らかの原因がある場合があります。

今回の記事では、汗が出ないことから考えられる主な原因について紹介します。



Sponsored Links









汗をかくメカニズム

人間の発汗機能は、他の動物に比べて特殊で、これは体毛のない人間が独自の進化をとげてきたためと言われています。

たとえば、同じ哺乳類でも犬や猫は全身に汗が出ない、足の肉球などの一部に少ししか発汗しません。

犬は口を開けてハーハーと呼吸することで、鼻の奥の静脈を冷やします。

では、人間が汗をかくメカニズムは、体に熱がこもると脳の視床下部が汗をかいて体温を下げるように命令します。

その命令は自律神経の1つの交感神経に伝わり、交感神経の末端からアセチルコリンという神経伝達物質が分泌されます。

アセチルコリンが汗腺に付着すると、汗腺が血液から水分をくみ取って汗を作り、皮膚から放出されます。



汗が出ない-原因-熱がこもる-病気-熱中症-体質-半身浴-サウナ-汗をかく方法-エアコン画像

汗が出ない原因は汗腺が未発達!?

汗が出る汗腺には、エクリン腺とアポクリン腺の2種類があります。

体温調節の役割を担っているのは、エクリン腺でほぼ全身に分布しています。

アポクリン腺は、脇や股に集中して存在し、体温調節をするためには少ないと言えます。

ここから出る汗は、雑菌に反応しやすいため独特の匂いがあります。

体温調節に関わるエクリン腺は、生まれた時は未発達で、成長するにしたがって、汗をかくようになります。

エクリン腺の数は生後2歳半くらいまでに決まり、大人になってもその数は変わりません。

つまり、生まれてから数年の生活環境で発汗の機能が決まります。

ただし、エクリン腺の数は子供の頃に決まりますが、その後、高温環境で生活したり、運動を盛んに行ったりすると、1つ1つの汗腺の発汗機能が高まり、汗をかく体質になると言えます。

しかし、現代人は、子供の頃からエアコンの効いた快適な生活を過ごすことが多く、エクリン腺が未発達のまま成長してしまうことが少なくない。

このことが原因で、汗が出ない体質になりやすいと言えます。



Sponsored Links


女性よりも男性の方が汗をかきやすい

子供の頃は、発汗量に男女差はあまりありませんが、思春期以降の女性は、女性ホルモン「卵胞ホルモン」が増加することが影響し、男性よりも発汗量が少なくなります。

ただし、更年期になり卵胞ホルモンの分泌量が低下すると、女性と男性の発汗量は変わらなくなります。

女性ホルモンが低下すると汗をかきやすくなり、女性ホルモンが急激に低下する出産後や更年期障害の代表的な症状によって多汗になることがあります。


汗が出ないと体はどうなるのか?

発汗の主な役割は、体温調節をすることです。

皮膚の上で汗の水分が蒸発することで熱が奪われて、常に平熱(36度5分前後)を維持しています。

汗が出ないということは、この体温の調節機能が失われるということです。

その結果、次のような悪影響を及ぼす。

 

熱中症になりやすい

体温調節ができない状態では体に熱がこもるので、夏場、暑い日などは熱中症になりやすくなります。

 

冷え性になりやすい

冷え性の方で普段から汗が出ないということは多くみられます。

手足に冷えを感じるにもかかわらず、触ってみると温かく熱がこもるという状態も少なくない。

これは体温調節がうまく行われていないためです。

 

太りやすく痩せにくい体質になりやすい

体温の調節がうまくいかないと、基礎代謝も落ちていきます。

そのため、肥満になりやすく、ダイエットしてもリバウンドしやすい体質になってしまいます。

 

免疫力が低下しやすい

汗が出ないことが原因で、基礎代謝不全が起こると免疫力が低下し、風邪などの感染症にかかりやすくなります。

 
脳内物質の1つセロトニンが不足すると不眠や憂鬱になりやすくなります。

セロトニンをサポートするサプリメントはこちらです。
休息・ココロサプリ専門店♪ドキドキ・イライラi・休息不足に悩む方のためのセロトニンサプリ!リラクミンクリア



汗が出ない-原因-熱がこもる-病気-熱中症-体質-半身浴-サウナ-汗をかく方法-女性画像

病気が原因で汗が出ない

汗が出ない原因のほとんどが体質的な問題である場合が多いですが、なかには、その症状に病気が潜んでいる場合もあります。

ここでは、汗が出ない原因となる代表的な病気を紹介します。

 

無汗症

無汗症とは、高温が長時間続くにもかかわらず、汗が出ないため体温調節ができなくなる病気です。

その結果、体に熱がこもるため、熱中症になる危険性があります。

無汗症になる原因については、様々なことが考えられます。

中枢神経系、末梢神経系、脊髄神経系、またはエクリン汗腺自体のどこかに異常があるため汗が出ないことがあります。

 

自律神経失調症

自律神経失調症は、自律神経のバランスが崩れることで、体に様々な不調があらわれる病気です。

自律神経とは、交感神経と副交感神経から成り立っていて、発汗機能は、自律神経の1つである交感神経が関わっています。

自律神経失調症の症状のほとんどが、緊張状態の時に優位に働く交感神経が活発になり過ぎることで、体に不調があらわれるため多汗になることがほとんどですが、冷えや汗が出ない状態にもなる場合があります。

 

糖尿病

糖尿病とは、インスリンというホルモンが働きが弱ることで、体内に摂取した栄養素が上手く活用できずに血液中のブドウ糖が多くなる病気です。

糖尿病になると自律神経障害が起こる場合があり、自律神経に障害が起こることで、汗をかきやすくなったり、汗が出ない状態になることがあります。

 

甲状腺機能低下症

甲状腺機能低下症とは、甲状腺ホルモンの分泌量が低下して活動が低下する病気です。

甲状腺機能低下症は、男性より女性の方が圧倒的に発症しやすい病気で男女比は男性1:女性10と言われています。

また、40歳以降の女性に多く発症する傾向があります。

甲状腺ホルモンは、代謝を保つ重要なホルモンです。

そのため分泌量が低下すると、汗が出ない、体の熱がこもるなど、体温調節が正常にできなくなります。

 

シェーグレン症候群

シェーグレン症候群は、自己免疫疾患の1つで、唾液腺や涙腺、全身の汗腺などで異常がでる病気です。

シェーグレン症候群の主な症状は、ドライアイやドライマウスですが、汗が出ないため体に熱がこもることもあります。

汗が出ない原因については、他にも様々な病気が考えられます。

自覚症状がある場合は、早めに病院で診てもらうようにしてください。


半身浴やサウナで効果的に汗をかく方法

汗をかく体質に改善するためには、汗腺が活発にあるようにトレーニングする必要があります。

そのためには、湯船にゆっくり浸かる半身浴が良いでしょう。

浴槽に入れるお湯は37~38度くらいのぬるま湯にするのがポイントです。

突然、熱いお湯に入ると、急に汗が噴き出してしまい、代謝にとって重要なミネラル成分も流れ出てしまうのでNGです。

また、自律神経を整えるために、サウナを活用することも良いでしょう。

サウナで効果的に汗をかく方法は、サウナに入る前に、浴槽に浸かり、体を温めてからサウナに入ると効果的に汗をかけます。

半身浴とサウナに入る前は、必ずコップ1杯の水を摂るようにしましょう。

また、サウナの入り方で、サウナ室と水風呂を交互に入る方法がありますが、この方法は、心臓に負担がかかるので、心臓や血管の病気がある方は避けた方が良いです。

むしろ、水風呂に入らずに、サウナ室のみの方が汗を多くかけるためダイエット効果は上がります。

汗が出ない原因は?(熱がこもる・病気・熱中症・体質)半身浴やサウナで汗をかく方法とは?



Sponsored Links









おすすめの記事

首のイボの原因と治療法!イボを自分で取るのがNGな理由とは?

子供に多い水いぼはうつる?水いぼの時はプールは入れる?

手足の指の間がかゆい!(湿疹・水ぶくれ・皮がむける・ぶつぶつ)水虫は指の間が狭い人がなりやすい!?

たくさん寝ても体がだるい・疲れが取れない原因とは?長引くストレス・疲労感には病気が潜んでいる場合も!?

喉が渇く原因は?(病気・生理前・妊娠初期・糖尿病)異常に喉が渇く時の風邪以外の原因とは?



Sponsored Links





関連する記事